内臓の不調が歪みをつくる!

内臓は自律神経でコントロールされています。
自律神経は交感神経と副交感神経があり、交感神経は胸椎から、副交感神経は延髄以上と仙骨から出ています。
内臓が不調になるとこれら自律神経を介して、その周辺の筋肉に緊張を反射します。
これにより筋・骨格系に歪みが生じます。
内臓の治療は明らかに内部で硬い場合は表層で硬さがわかりますが、ぼんやりしている場合は手のひらでおなかを軽くパッティングすると硬さに引き寄せられます。内部の臓器に手のひらでゆっくりと浸透し、例えばその臓器の反射が起こる椎骨周囲の緊張が無くなる場合は臓器の不調による反射といえるでしょう。
ここから組織を反応させて自動的に膨張してくるのを待ちます。手は膨張を妨げないように一定の圧を保ち、膨張を助長していきます。膨張が終了し、静かになれば臓器自身の病変の治療は終了です。
(ここから先もありますが、長くなるのでここでいったん終了です。)
しっかりとリリースできていると、背部の緊張はなくなり歪みを解消できたことになります。
このように骨格系を操作しても取れない緊張の中に内臓からくる歪みなどもあるので、アプローチが根本的に変わってしまいます。
施術したけど変化が出ないときはこういう角度から見ていくのも一つです。
一読いただき有難うございました!

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