SALON SHUHARIでは強く押したり、ゴリゴリする施術はありません。

主に大きく分けて…

①硬くなった組織に動きをつけていく。

②二点に触れてバランスを取りながら待つ。

という2種類の技術で施術します。

①は硬くなった組織に触れて、その組織に関連する手や足をつかって硬くなった組織に動きをつけます。
(例：背中を圧迫しながら腕をまわす。腰を圧迫しながら骨盤を引き上げる。など)
また、硬くなった関節を直接動かす場合もあります。
①は施術者が患者さんの身体に対して能動的に働きかける施術です。

②は硬くなった組織に触れて、原因となる別の組織を探し、ゆるむまで二点に触れてバランスを取り静止します。
(例：肩に触れて腰を圧迫する。腰に触れて足の指を牽引する。など)
また、背中や腰に触れておなか側から圧迫するような内臓を含んだ施術もあります。
②は患者さんの身体が反応してくるのを施術者が受け取って待つ受動的な施術です。

上記はともに①皮膚層②膜層(筋肉、神経、血管、内臓含むすべての組織)、③骨層の順に表面から順番に浸透圧迫していくため、基本的に痛みを与える技術がありません。

検査で症状や硬さの確認の為に痛みを出すことはありますが、それ以外はやさしくソフトに触れることを基本とします。

原則として「硬くて動かない組織」に動きをつける施術をします。

症状があっても症状の部位を触れるのではなく、症状を引き起こす原因となる「硬くて動かない組織」に対して施術をおこない、「動きをつける」ことを重視します。

症状は原因の結果ですので、硬くて動かない組織にゆるみや動きをつけることで症状の解消につながります。

初診は特に症状・既往・仕事など生活習慣の確認等の問診、姿勢やゆがみのチェックと可動域や各種検査をおこない、施術録を作成しますので基本的に時間がかかります。

再診時も前回との変化や現症状確認とピンポイントのチェックをおこないますので、必ず問診・検査はおこないます。

検査で施術のテクニックや施術部位を絞りますので、とても重要です。

施術の最中も常時、触診と検査が同時進行します。筋肉や背骨に弾力性が出たかなどを確認し、施術のテクニックが有効かどうかを見定めながら、施術を進行します。

身体の状態によっては、施術に呼吸を合わせてもらったり、軽度な運動を組み合わせたりもします。

また、両足首や両肩に触れて静止し、組織液の流れや神経伝道の確認・制動を調節するようなこともあります。

基本的に施術終了時は神経の落ち着いた状態にしたいので静かに終了するようにします。

問診・検査時の痛みや動きの確認をし、施術の直後効果を確認します。

一般的に整体等施術によって肉体の自然治癒力は術後72時間続くとされ、患者さんの習慣によりセルフケアの必要や、特に施術日から3日間の生活に対するアドバイスを致します。