頭蓋骨はとても大事!

頭蓋骨は人間の中枢コンピューター、司令塔である脳の器です。
とても頑強で脳を守るのが大切な役割、しかしながら脳を外力から守るだけが頭蓋骨の機能ではありません。
実は頭蓋骨のギザギザのつなぎ目のような「縫合」は0.1mmくらいのレベルで動いています。
この動きは呼吸に連動し、さらに頭蓋骨と連続している背骨と仙骨も連動して動いています。
この連動している骨の動きを「一次呼吸」といい、おなかの中の胎児のときから行っている呼吸です。
だから、生まれたときに始まる肺呼吸を「二次呼吸」といいます。
一次呼吸は脳と脊髄を満たす脳脊髄液の循環に関与しており、一時呼吸が低下すると脳脊髄液の循環にも悪影響が出ます。
それにより、脳や脊髄の神経機能の低下をおこしてしまうのです。
頭蓋骨の施術は本当に触れるだけの施術で、縫合の動きが自発的に起こるのを待つ施術です。
頭蓋骨の縫合が反応して動いてくれば、内部の脳機能の活性につながり全身の指令に影響を与えることができます。
整体で歪みを解いても、症状が無くならないだったり、歪みがすぐに戻るのは中枢コンピューターである脳機能低下の影響かもしれません。非常に重要な技術です。
ちなみに赤ちゃんの治療などは頭蓋治療が多いです。ただし、大人よりもとてもソフトに丁寧にやさしく触れなくてはなりません。
一読いただき有難うございました。

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